型枠大工とは?

型枠大工は、建設現場でコンクリート構造物を作るための型枠を作成し、設置する職人のことを言います。

建物の基礎や柱、梁、床などコンクリートを流し込んで形を作る際に常に欠かせない役割を担っています。

型枠大工は、図面をもとに木材や鋼材を使って型枠を作ります。型枠はコンクリートを流し込むための型であり、高い精度が求められます。形を決めるため、建物の設計に沿った型枠を計算し、寸法に合わせて組み立てます。

作成した型枠は、実際の現場に設置します。設置の際には、コンクリートが流し込む場所にしっかりと固定し、コンクリートが漏れたり、型枠が壊れたりしないよう、型枠が動かないように調整が求められます。固定が固まった後、型枠を取り外します。型枠は再利用されることが多いため手順を守って丁寧に取り外し、次の設置に備えることも多いです。

このように、型枠は繰り返し使用されるため、摩耗や破損する場合もありますが、そのような際にも型枠大工は、型枠の点検や修理を行うこともあります。

型枠大工として必要となるスキルは、木材を正確に切り、組み立てる技術や、建築現場で使われる図面を読み、正確に型枠を作るための指示を理解する能力、型枠を作る際に必要な寸法を計算したり、材料の数や種類を把握する能力などが必要となります。

型枠大工の仕事は、今後も一定の需要が予想されます。また、技術が向上すれば、より高精度な作業ができるようになり、キャリアアップを図ることも可能です。

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